最近、故郷の海を作品に書いた。そこには避けて通れない事実がある。どうにかして、作品に書き込みたかった。でも、どうしても物語からはじかれた。ならば、はじかれっぱなしにしておけないその事実を真正面から書くしかないと思った。
(中略)
社会情勢にまったく疎い私が、苦手の戦争に取り組む。どうなることか。作品は、書いてみなければわからない。予想もつかない人物が急に飛び出してきて、ひっかき回されることがある。あるいは、にっちもさっちもいかなくなって頓挫するか……。
とにかく、始めることにする。(イントロダクションより抜粋)
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最終更新日:2021年4月24日
このコラムでは、児童文学に現れる名ネコをとりあげて語ろうと考えている。しかし、表に現れていては名ネコとはいえない。さりげなく、題名に「ネコ」とつくこともなく、その名まえも表に出てこないのに、そのネコなしに物語はあり得ず、そのネコなしには結末もないという、あたかも身をひそめて獲物を狙うその生態どおり、また気が向けばとことんすりすりするが、気が向かなければ徹底的に無視するというその気性どおりの役割を果たす、そんなネコな物語を、ネコにすべての愛をささげる筆者が、1回に1冊ずつ、ネタ切れになるまで紹介しよう。(イントロダクションより)
〈連載終了〉
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最終更新日:2018年3月31日
二年に一度、IBBY(国際児童図書評議会)は世界大会を開催します。2016年の第35回大会は、ニュージーランドのオークランドで開かれました。次回、2018年の第36回大会は、トルコのイスタンブルでの開催が予定されています。いろいろとお話をお聞きしてきた、セルピル・ウラルさんが会長を務める、トルコのÇocuk ve Gençlik Yayınları Derneği(ÇGYD/児童・ヤングアダルト図書協会)が主催となります。トルコでは少しずつ準備が進み、いろいろなことが話し合われているようです。2016年現在の大会の準備について、セルピルさんからお話を聞くことができました。
(イントロダクションより)
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最終更新日:2017年7月29日