2021.4.24

新刊のお知らせ


2021年4月の新刊「世界のむかしのおはなし」シリーズ3冊をご紹介します。

1冊目は『ねずみのよめいり』です。



『ねずみのよめいり』
田中 尚人 再話
アンヴィル 奈宝子
玉川大学出版部

 

  • タカに襲われて餌にされそうだったねずみを助けた仙人は、ねずみを人間の女の子に変えて育てました。娘が年頃になったので強い婿を探します。結局、一番強いものはねずみだとわかりました。日本でも親しまれているお話のルーツはインドでした。世界最古といわれる「パンチャタントラ」に収録されて世界中に広まりました。




2冊目は『2ひきのジャッカル』です。



『2ひきのジャッカル』
愛甲 恵子 再話
アリレザ・ゴルドゥズィヤン
玉川大学出版部

  • 8世紀中ごろのペルシャで生まれた物語集『カリーラとディムナ』に収められている「ライオンと牛」をもとにして書かれたお話。森の王者ライオンに好かれたいジャッカルの巧みな嘘が牛とライオンの友情を憎悪に変え、嘘を信じたライオンは大親友の牛を殺して後悔する…という教訓を含んだシュールな物語となっている。



3冊目は『色とりどりの鳥』です。


『色とりどりの鳥』
ほそえ さちよ 再話
たけがみ たえ
玉川大学出版部

  • オーストラリアのアボリジナル(アボリジニ)の人々に語り継がれてきた物語で、むかし、すべての鳥の羽は真っ黒だった。ケガをした鳩を、仲良しの鳥たちが励ましていると、鳩の傷口から噴き出た液体が鳥たちにかかり、現在の色とりどりの羽の色になったが、そこにいなかった意地悪なカラスの羽は今も黒いまま、というお話。



2021.3.20

『くらやみきんしの国』書評掲載


『くらやみきんしの国』の書評が掲載されました。



『公明新聞』2021年2月27日(土)




『北海道新聞』2021年2月28日(日)




『この本読んで!』2021年春号




『朝日新聞』2020年12月26日(土)







『くらやみきんしの国』
エミリー・ハワース=ブース 作
おおつかのりこ 訳
あかね書房

  • くらやみがこわい王さまは、国じゅうのくらやみを禁止しました。大臣は、みんなが逆らわないように、くらやみが悪だと宣伝します。それを信じたみんなは明るい毎日に大よろこび。あかりを消すと警察がくることも。やがてみんなはねむくなり、あかりがいやになってきます。大臣たちは楽しい花火パーティーでごまかしますが、くらやみがないと花火は見えません!おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本。(出版社HPより)


2021.2.20

『空猫アラベラ』2刷出来!


『空猫アラベラ』の2刷が入荷しました。
どうぞこの機会にお買い求めください。


『空猫アラベラ』
アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola

15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税



アラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」です。
あるときアラベラは飼い主のおばさんにどうしても会いたくなり
「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ向かいました。
おばさんにはアラベラの姿は見えませんが、猫たちには見えるのです……

「死んだ猫アラベラ」とおばさんと近所の猫たちが織りなす
ちょっととぼけた味わいのあるキュートな物語。

原作の初版は1965年、2001年の復刻版からの翻訳です。

軽やかな線とオシャレな色彩の絵と
やわらかい描き文字の小さな1冊を
ぜひ本棚に置いてください。

 


手のひらサイズです
中身も少しご紹介します


 




  



  



  


 

★ご注文は下記宛てにお願いします。

電話:048-480-3201
ファクシミリ:048-480-3202
Emaii:sola1219@icloud.com

*送料
2冊まではスマートレター(180円)でお送りします。
同封の振込先に本の代金と送料をご送金ください。

2021.2.20

『空猫アラベラ』イベント申し込み受付中!


ブックハウスカフェ(東京・神保町)でのイベント日程が決まりました。
4月6日(火)19時〜20時半
店舗とオンライン同時開催!

☆イベントのご案内
https://www.bookhousecafe.jp/イベント/arabella-2/?instance_id=2433

☆お申し込みは以下のサイトからどうぞ!
https://bookhousecafe.stores.jp/items/60288aeb6e84d55fc2773c8e?fbclid=IwAR3qjT4mgPIXS14ChG_D8b03nTmj4YaF0VfYRRrXGxlQRU2geRjD6qEyYhU



  • この本は、訳者と出版社の思いをこめて刊行された手のひらサイズの可愛い絵本。
  • 今、大人気の猫の絵本ということだけでなく、静かに心にしみてくる物語が大きな共感を呼び、ブックハウスカフェでもベストセラーとなっています。
  • この絵本の人気の秘密に迫るトークイベント(第1部)、そして、ブームともなっている「猫の絵本」についてのブックトーク(第2部)という2部構成のイベントです。
  • 店舗とオンライン同時に開催いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
  • お楽しみに!
  • (ブックハウスカフェHPより引用)






『空猫アラベラ』
アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola

15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税

2021.2.20

『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』書評掲載


『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』の書評が掲載されました。


『日刊ゲンダイ』2021年2月17日(水)







『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』
高橋孝雄 監修
本作り空Sola
あすなろ書房

2021.1.16

『空猫アラベラ』増刷!

おかげさまで『空猫アラベラ』を増刷することになりました。
昨年2月22日第1刷、本年2月22日第2刷!
「にゃんにゃんにゃん」パワーで、引き続きお求めください!
2月初めからお送りできる予定です。

*ブックハウスカフェ(東京・神保町)でのイベント(1月13日)が延期になりました。詳細は以下をご覧ください。

中止【店舗&オンライン開催】野坂悦子さんに聞く 絵本「空猫アラベラ」のこと & 猫の絵本ブックトーク




『空猫アラベラ』
アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム作
野坂悦子訳
発行:本作り空Sola

15㎝×11㎝/112p/オールカラー
定価:本体1,200円+税

2021.1.16

本作り空Sola編の『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』誕生!


2017年は本作り空の「ベビーブーム」でした。
スタッフ2人が相次いで妊娠、さらにスタッフの姉妹や、友人の娘さんにも赤ちゃんができました。
ふと見渡すと、子ども向けに赤ちゃんの成長を科学的に解説した本がないことに気づきました。
5家族に、誕生から1年間の記録をとることを了解してもらい、
たくさんの写真と記録をもとに「子どもたちのなぜ?」に答える形でまとめることができました。
高橋孝雄先生(慶應義塾大学医学部小児科教授)に監修をお引き受けいただくという幸運にも恵まれました。
「赤ちゃん」の成長の記録をたどる本作りは豊かな時間でした。赤ちゃんは人類の宝だなあと。

子どもたちが「赤ちゃん」を観察して「ふしぎ」を感じ、科学的に考えるきっかけになればいいなと思っています。





『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』
高橋孝雄 監修
本作り空Sola
あすなろ書房

 

2021.1.16

新刊のお知らせ


2021年1月の新刊を2冊ご紹介します。

1冊目は『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』です。




『赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん』
高橋孝雄 監修
本作り空Sola
あすなろ書房

 

  • 豊富な写真と図を用いて、赤ちゃんにまつわるさまざまな「なぜ?」にていねいに答えます。性教育にも役立つ1冊です。




2冊目は学校で知っておきたい知的財産権の第3弾
『こんなふうにつかわれている! 実例編』です。



『こんなふうにつかわれている! 実例編』
おおつかのりこ
藤原ヒロコ
汐文社

  • 著作権や特許権、商標権、意匠権など創作活動の成果を保護するための権利の総称である知的財産権。本シリーズでは子どもにもわかるような身近な話題を解説。第3巻では知的財産がどこでどのように利用されているかを説明。


2021.1.16

本年もよろしくお願いいたします


感染症の歴史は人間が生き残ってきた歴史であり、人間活動の歴史でもあります。

いまもむかしもウイルスが勝手に動きまわりパンデミックをおこしているわけではなく、人間が動き回るか、人間が動かす産物によってウイルスはまき散らされパンデミックをおこしています。

いまここで全世界の人びとが立ち止まって、これから地球とどう向き合っていくのかを考えなおす機会なのだと受けとめています。

それぞれの現場でこの状況をしっかり「見て」「記憶して」「伝えていく」ことが必要だと、強く思っています。

しばらくは「有事」における「日常」を淡々と過ごしていこうと。